確信なんかない。 だから体が動かない。 座り込んだまま、あたしは固まることしかできない。 「愛想…つかされちゃったかなぁ…」 ボソっと呟いた小さな言葉が静かに響く。 それがとても虚しくて悲しくなる。 けれど涙は流れてくれない。 虚しいだけ。 本音をしっかり口にできなくて悲しいだけ。 でも。 気づけばあたしは部屋から飛び出していた。 今更追いかけることなんてできない。 そんな勇気を、あたしは持っていない。