プラトニック・ラブ




バタンっと音をたてて開いたドア。


ひょっこりとそのから2つの影。



「瑠璃ちゃん!」



「ふっかたに~?」



美沙と三山が顔を覗かせていた。


そしてやっぱり不安そうな顔をする美沙とは正反対で、三山は馬鹿にしたような顔をして笑っていた。



「美沙! どうしたの?!」



「お手伝いに来たのっ」



そう言うと美沙はニッコリと笑ってあたしの元に寄って来た。


同じく深谷の元に寄って行く三山に、深谷は犬歯を剥き出して怒鳴る。



「三山! お前はいらないから帰れ!!」



「全くさー遅いよね。 さっさと終わらせろよー」



「喋り方がイラつくッ!!」



美沙はマジで手伝ってくれるっぽいから役に立つだろうけど、三山はかなりの邪魔者にしかならない。



美沙はプリントとホチキスを見ただけで内容が分かったらしく、要領良く仕事を始めた。



それに反して三山は深谷の邪魔をしようと、耳元でボソボソ呟いているせいで深谷はキレまくり。



ギャーギャー騒いで一向に仕事の進む気配のない深谷たちに、あたしはとうとう切れた。