「じん…」
「ん?」
名前を呼んでみたのはいいけど、何を言いたいのか分からなくなってしまった。
迅もそれに気づいたらしく、何も訊いてはこなかった。
結局最後まで消してくれずに、映像は一切見なかったもののグロい音を訊かされ続けた。
――――…
問題はそこからだった。
これで終わりじゃなかった。
昼食が遅かったせいで腹がへっていないということで夕飯はカット。
このまま着替えて寝ればいいじゃん、なんて考えはあまかった。
まだもう1つやらなきゃならないことがあった。
「風呂入ってくれば?」
〝風呂〟。
さすがに入らないわけにはいかない。
ただでさえ昨日は風邪で入ってないんだから、今日は絶対に入らなきゃいけない。
絶対に入らなきゃいけない。

