プラトニック・ラブ





「っ♪」


気分は最高潮。



「これ食ったらベット戻りな」



そう言って差し出されたのは〝うどん〟。


久しぶりのうどんにあたしは目を輝かせる。



「えっ、いいんですか?!」



「お腹すいただろ?下手に何か作るよりもうどんの方が食いやすいと思ったからうどんにしてみたんだけど、良かったか?」



「はいっ!」



あたしは元気よく返事をするとどんぶりを受け取った。



パフェを冷蔵庫に入れてくれた佐藤さんにお礼を言い、割り箸を取り出すと早速口にした。



やっぱり食欲はある。


わりと大盛りだったどんぶりはたちまち空になった。



頭もスッキリとしてきて、完全回復したと思われる。



「ぷはー」



スープを飲み終わるとどんぶりから顔を上げ、美味さに声を発したときだった。