プラトニック・ラブ





「どうした…?」



嫌だよ…。



「………っ」



気づいて…。



あたしは何を言葉で伝えたらいいのか分からなかったから、迅の首に手を回して抱きついた。



ギュッと体をくっ付ける。



この温度が好き。


だから離れていかないで。



「嫌…だ…っ」



「…ん?」



よく分からないけどこうして抱き合ってると胸が温かくなる。



「…ギュッてして…」



だからこんな、あたしの口から出るのは相応しくないような言葉が出てきてしまうのかもしれない。



迅はあたしが言うとおりにギュッと抱きしめてくれる。


するとなぜか目から涙が零れた。