視線が合わない。 視線を合わせてくれない。 多分、迅は気づいてる。 熟睡できなくて、夜中何度も寝返りをうつあたしを、迅は多分知ってる。 だからこんなことを言う。 「寝にくいよね…」 ごめんね…とまた謝ると、顔を上げて、 「部屋を分けることを考えてみようか」 そう言った。 どうしてそんな悲しそうな声で言うの…? どうしてそんな悲しそうな顔をするの…? 「保健室行こう」 そう言ってあたしを抱えようとする。 あたしはその手を慌てて叩いた。 「瑠璃…?」 嫌だ…。