もともとあたしは寝て育つ子だったから、人一倍睡眠時間が必要。 頭が痛い。 体が重い。 足元がフラフラしてきた。 この一ヶ月熟睡できていない。 ダルくてしょうがない。 「瑠璃ちゃんっ?!」 あたしは手すりに掴まり、倒れないように堪える。 美沙は慌ててあたしの顔を覗き込む。 「気分悪い?!」 「うーん…」 「保健室で寝てくれば?!」 「そ…うだね」 あたしのために必死になってくれる美沙が好き。 大好き。 …ごめんね。