急に切なくなって、苦しくなって。 言葉にできないもどかしい気持ちになった。 ねぇ迅。 何を考えていたの? ――――… フワフワの豪華そうなカーペットの上に立つ。 さっきの場所よりも薄暗い。 「………」 広い…。 これまた驚いた。 ここの家は何もかもが大きいらしい。 目の前にキングサイズのベット。 脇に小型冷蔵庫と丸机、丸椅子2つ。 夢にまで見た〝寝室〟。 モデルルームみたいな部屋。 迅は大きくあくびをすると、 「寝るぞ」 そう言って上のスウェットを脱ぎだした。