…見られた。
「や…っ!!」
慌てて隠そうとするけど、脇に腕を差し込まれたせいで上手く隠しきれない。
ジタバタしても意味がない。
あたしは唇を噛み締め俯く。
迅は不機嫌になったのか、いつもみたいに笑ってない。
物凄く視線を感じる。
全身を見られてるかもしれない。
恥ずかしすぎて目を開けることができない。
「やっ…だ…っ。 恥ずか…しい…っ」
恥ずかしさに滲み出てくる涙。
小刻みに震える体。
けれど次の瞬間、迅は愛おしそうにあたしを見て笑うと言った。
「なんでそんなに可愛いの?」
そう言ってあたしを抱き上げ引き寄せる。
あたしは迅の膝の上に乗る形になってしまった。

