「?」 首を傾げて鏡越しに迅を見つめる。 すると迅は口角を上げたまま、自分の胸元を指差した。 導かれるようにあたしは視線を自分の胸元に―――… 「馬鹿変態ッ!!!」 慌てて両腕で胸を隠す。 忘れてた!! スッケスケってこと忘れてたッ!! そんな阿呆なあたしを迅は笑いながら見つめ、 「エロカッコいいじゃん」 なんて言ってきた。 カっと顔が熱くなる。 エロくなくていい!! カッコよくなくてもいい!! いたって普通でいい!! あたしは慌てて椅子の上で体育座りをした。