「風邪ひくよ。 それに明日学校なんだから、早く寝ないとでしょ?」
振り向かないままそう言って左手を後ろにやってくる。
ウジウジしてても始まらない、終わらない。
仮にも迅は夫だから、全て見せられるようにしなきゃいけない―――…って、あたし自信も子作りのこと考えてんのかな?!
「………」
「ほら、早く」
その言葉に急かされるように、あたしは体からバスタオルを取ると迅にバスタオルを渡し、背中に乗った。
「はい、良い子」
そう言って笑う。
顔が赤くなっているのが自分でも分かるほど顔が熱い。
薄いネグリジェのせいでいつもより密着してる気になる。
そのせいでドキドキが激しくなる。
立ち上がり歩き出す。
「…重くてごめんね」
確実に無理やりこんな服を着させる迅が悪いけど、何だか自分まで悪いことをしたような気になった。

