「うー…」
唸り出したあたしに、迅はもう一度喝でも入れるかのように、
「諦めろ」
とびっきりの笑顔で言った。
迅はウジウジしてるあたしの顔を覗き込む。
そして何かを考えたかのようにニヤリと笑った。
「何なら着させてあげようか?」
危険信号発令。
危険!!
やっぱりこの人危険すぎる!!!
「けけけ…っ…結構ッ!!!」
あたしはそう叫ぶと慌てて迅から離れた。
危ない!!
マジ危険!!
超ピンチ!!
「じゃあ早く着ておいで」
そう言うと、迅は再び机に視線を落とした。
これ以上は無理だと諦めざるを得なかったあたしは、ズリズリと足をズッタまま部屋を出て行く。

