プラトニック・ラブ




セコイ。


ズルすぎる。



あたしは迅の持つ2つの衣服を見つめる。



露出度マックスの衣服なんて、ほとんど裸なんじゃね?! ってくらい布が少ない。


そんなのどこの誰が着るんだって話になる。


こんなの選ぶまでもない。



あたしは小さく唇を尖らせ、



「このままがいい…」



やっぱりどうしても引きたくなくて、それでも何を言っても勝てないことが分かっているから小さく呟くことしかできなかった。



でも、



「夕飯を食べに行くのに制服で行く奴があるか」



と、言われてしまった。


あたしの家では普通だったことだけど、どうやらここでは普通じゃないらしい。



「着ろ」



そう言って無理やり押し付けられたワンピース。


あたしはフルフルと首を左右に振ったまま両手を後ろにする。