嫌。
本当に嫌。
言葉で言わない分、あるかも分からない目力で訴えてみることにしたあたしは、じーっと見つめてみた。
そんなあたしを見て迅は小さくため息を吐くと、
「じゃあここから好きなの選べ」
そう言ってしょうがなさそうに視線を上げた。
あたしも迅の視線を追うようにして視線を上げる。
そして辺りを見回す。
…おぉう。
どうやらここは服屋らしい。
なんてそんなことはないだろうけど、この部屋自体が大きなタンスになったかのように、どこを見ても一面服だった。
ドレスやらワンピースやら、丈の長そうなスカートから短そうなスカート、そして露出度マックスな衣服までたくさんの衣服があった。
グルリと見回して、あたしはそこで気づく。
…ズボンないじゃん。
ドレスとかワンピースとかあるのは全てスカート類。

