男の人はこんなにも力があるものなのかとビックリする。
あたしは軽い方なのかもしれない…! なんて、ちょっぴり嬉しくなる方に考えることにした。
だって〝重い〟とは言われてない。
…軽いとも言われてないけど。
あたしはされるがまま。
無理やり立たされて棒立ちするあたしに、迅は何かを取りに行くとあたしの体にあてて言った。
「ピッタリかな」
「…?」
その声にあたしは視線を足元に向ける。
と、同時に声を上げた。
「…えっ?!」
服だった。
しかも制服以外に身に着けたことがないスカート――――――ワンピース。
「うん。 似合う」
なんて迅は言うけど、どうもあたしにはそう思えない。
ってか絶対思えない。

