プラトニック・ラブ





そんなあたしに何かを感じたのか、迅は抱きついてるあたしを抱き上げると静かに座る。


そのままあたしを正面に持ってきて、向き合うように抱きしめると、



「どうした」



優しい声で尋ねるように訊いてきた。



あたしの背中を優しく撫でるように上下しだした手。


やっぱり温かくて安心するその温度。



「い…いきなり…ごめんな、さ…」



フルフルと震える声。


小さすぎて聞き取りにくいかもしれない。



正直自分がここまでビビリな奴だと思っていなかった。


けれど何故か分からないけど怖くて、震えてるのが確かな証拠だった。



あたしは本当にガキだ。


情けないったらない。



こんなあたしにイラついてるんじゃないかと考えただけで申し訳なくなってくる。


結局あたしはお荷物でしかないのかもしれない。



それは嫌だなぁ…。