言葉にできない、けれど凄く不安な感情。 背後から何かが追ってくるような感覚。 「………っ!!」 迅…迅、迅…!! がむしゃらだった。 訳が分からないくらいとにかく必死になっていた。 凄く不安で、凄く恐い。 気づけば周りは真っ暗。 あたしの足音と雨音が響く廊下。 1人で目の前の部屋目指し駆ける。 部屋はもう目の前。 真っ暗なせいなのか。 やけに雨音が激しいせいなのか。 ………コワい。 怖い怖いコワイコワイ怖い。 スピードを緩めることなく勢いをつけたまま部屋のドアを開け、転がり込んだ。