プラトニック・ラブ





言い訳だと分かっていても、同じ状況に立たされていたあたしは三山を見逃してやることにした。



と、なると。



あたしの怒りは深谷1人に向けられた。


小さくなって立ち去ろうとしていた深谷の首根っこを掴むと同時にあたしは大声で喚いた。



「あたしのサンドイッチを返せーっ!!」



吐き出させる勢いで深谷の首に腕を巻きつけ締め付ける。



「ぎ…ギブギブ!! バカいきなり絞めんな!!!」



けれど本気で吐き出されたら迷惑だから、仕方なく離してやる。


深谷は苦しそうに呼吸を繰り返す。



こんだけじゃ気が済まない。



あたしのサンドイッチを食べた罪は重い。


重罪で処刑してやりたい気分だ。



あたしは深谷を睨み付けたまま眉間にシワを寄せたまま言う。



「サンドイッチ」



「はぁ?」