――――なんていうのがあった。
あれから5日目。
あの日から今までずっとこのことをお母さんに話せずにいた。
いつも訊こう、言おうと思っているのに口から言葉が出てこない。
そして結局言わずに1日が過ぎてしまう。
あたしは隅っこで頭を抱え、唸り声をあげていた。
言わなくちゃいけないのに口から出てこない。
訊かなくちゃいけないのに口から出てこない。
もう時間がない。
そろそろ言わなくちゃやばい。
あたしはポッケから婚姻届をソローリと誰にも気づかれないように取り出し、見つめる。
こんなんで〝結婚〟できちゃうんだから…全くなんていうか…。
婚姻届を見つめ、あたしは重くため息を吐き出す。
一緒に生気まで出てきそうだ。
そんな時だった。

