「こっそりバイトしてたって訳か」 あたしの顔を覗き込んでは直球すぎるその言葉を吐いた。 紛れもなく現実だ。 あたしは顔を背け、小さく言葉を溢す。 「も…もう…辞めたから、違います…」 とっさに出た捻くれた考え。 でもこれは事実だ。 昨日コイツがあたしにクビだと言った。 もうあたしとコイツの関係はゼロ。 な、はずなのに。 何が面白いのか、ソイツはゆっくりと―――まるで見せ付けるかのように口角を上げた。 背筋が凍る。 な…何…? そう思ったときだった。