顔を見られないようにするために高速回転で顔を反対側に向けてみたけれど、今のは確実に見られた。 むしろ見られないはずがない状況でした。 …ヤバイ。 全細胞が叫ぶ。 危険信号を出す。 見られた。 学校で見られた。 バイト先でも見られた。 ヤバイ。 本気でヤバイ。 ヤバイなんて言葉じゃ表しきれないくらいヤバイ。 どうしたらいいのか分からない状況に泣きたくなる。 どうしたら――――… そう必死に考えていたときだった。