「んじゃ、行ってくるな!」 「気を付けてね♪」 「爽なら大丈夫だよな?気を付けろよ!?」 「二人とも心配しすぎ…」 そう言って 爽は、家から出ていった。 あたしは、伊吹に抱きついて泣いた。 まぁ、小さい頃離れたことなかったし… 「由実泣くなよ〜」 「だっでぇ…ぞぅがぁ〜」 「はいはい…」 伊吹は、いつでもあたし達の味方だった。