「あぁ!あっちに向かって走れ!!振り向くなよ?」

「わかった…また、会えるよね?」

伊吹は、笑顔であたしの背中を押した。

伊吹…
ありがとう。

あたしは、ひたすら走った。





はぁはぁ…
ここを抜けたら…