でも届いてほしいと思った。 そう思ったから頑張ってそのまま手を伸ばし続けてみる。 そう思えば、伝わる? 答えはノー。 伝わらない、いくら頑張ったって。 あたしはもう、それを知っている。 知っているから諦めた。 悔しいけれど、悲しいけれど。 きっとそれがあたしの運命なのだからと。 そう強く言い聞かせて、あたしは小さく息を吐いた。