そら唄

中に入るとやはり誰もいなかった。


アレンジした『宙のうた』の楽譜をとりだす。


「やっぱ歌ってくんねぇーよな。」


―――――――ガラッ


誰かが入ってきた。

オレは隠れてしまった。