−−−−−−− 「ただいま〜♪」 「…ぅぅ…おかえり…」 キッチンを覗くと、夕飯の支度をしながらタオルを口にあてている千秋の姿があった。 「どした?体調悪いのか?」 「…ぅ、うん。ちょっとね…でも大丈夫だから」 そっとおでこに手を当てると、僅かに熱い。 「微熱だな…夏風邪かもなぁ。 あんま無理すんなよ?」 千秋はますます顔を青くした。 「…ぅぅ…ちょっとギブ…」 涙目になりながら千秋はトイレに駆け込んだ。 リバースをしても体調は良くならず、千秋は先にベッドに入った。