「美嘉ぁ~、和ぅ~朝よ~」

「はぁ~いっ」

アタシの横で爆睡している和磨

「和磨ぁ~、起きてっ。朝だよぉ~」

「んん~っ?」

寝ぼけている和磨を見て笑ってしまった。


着替えを終えて下へ行くと

ご飯に魚、野菜もあるしお味噌汁もある

「すっご~い」

そういうとママは

「美嘉、早く食べちゃいなさい」

と、笑って言った。




和磨は椅子の上で寝ている

「和っ!」

「な…なんだっ?!」

ビックリして起きた和磨。

ママと二人で笑ってしまった。


朝食を終えて高校へ行く準備をしてると

「美嘉っ!送ってくぜ?ガッコー行くんだろ?」

和磨がそういった。

「うん、送ってって」

「わがまま姫っ♪」

和磨はそういってフッと鼻で笑った。

鼻で笑う和磨は妙に大人っぽくて

カッコいいと感じる


「なぁ~に、見てんだよっ」

和磨は顔を赤らめて言った

「なにもないよぉ~」


くだらないやり取りをして学校に着いた。

和磨は

「うっわ~…ヤベェ~超心配」

そういってアタシの方を見た。

「大丈夫だょぉ~」

「そっか、なんかあったら電話して来いよ!すぐ向うから!!」

「はぁ~い」


下駄箱を出たところで待っていたのは…




先生だった