制服のボタンがはだけて下着がまる見えで。 ベンチの上に横になっているつくしちゃんの上に、敏史が覆いかぶさっていた。 何も考えていなかった。 ただ目の前にある光景が、頭の中で映画のワンシーンのように刻みこまれて。 「うごっ!」 鈍い音ともに草むらに転がる敏史。 そんな敏史の胸倉を掴みあげて、もう一発殴った。 そしてもう一度胸倉を掴み上げようとしたところで 「やめてっ!」 後ろからつくしちゃんに抱き着かれた。