まだ会って少ししか経ってないのに… 「先輩の事考えると、胸が苦しくなる」 私より大切な存在の子がいるんじゃないかって… なぜか不安になる。 「そっか」 そう言って私と目を合わせる原敏史さん。 「じゃあこれ、先輩と使いな」 そう言って私にゴムを渡してくる原敏史さん。 「え、えぇっ!」 「大丈夫だよ。つくしは可愛いから、今みたいに顔赤くして、それ差し出せば先輩だっていちころだって」