目の前には空先輩の姿とバックに綺麗な透き通るような空。 空先輩の笑顔に安心した私は、なぜか涙を一筋流していた。 「……つくしちゃん」 「え、はい」 そう返事はしたものの、ゆっくりと近づいてくる空先輩に心臓が暴れだす。 「え、そ、空…先輩?」 空先輩と私との距離が縮んでいく。 そして気付いたら目の前に空先輩の顔があって一一一 ぎゅっと目を瞑った時 「だめだよ、こんな顔したら」