つくしちゃんのエプロン姿なんてものも見てしまい、つくしちゃんから目が話せなくなる。


「お前…やっぱり」

「出来たっ!」


あきが何か言おうとしたが、そんなのは耳に入ってこなくて、その後のつくしちゃんの声でオレははっとする。


「はい、お兄ちゃん」


あきの前にカレーが置かれる。


「どうぞ、そ…空先輩」


そう言ってなぜか頬を染めらしながらカレーを置いてくれたつくしちゃんに

「いただきます」

と、微笑んだら、もっと赤く染まった。


そんな表情も可愛いと思ってしまう。