あきの家にお邪魔して、リビングのソファーに座る。


「えっと…空先輩カレーでいいですか?」


え、カレー?


つくしちゃんに言われて目を丸くする。


「夕飯くらい食ってけ。どうせつくしが作るんだから」


なんてあきが言う。


つくしちゃんの手料理が食べれるなんて思ってなかった。


食べれるのなら

「じゃあいただこうかな」


そう言って待つまでだ。



それからあきと話をしている間にほのかに香るカレーの匂い。


…おいしそう。