レンアイ 遊興





…へ?


「こんな可愛いのに彼氏いないとかもったいない!」


「か、彼氏?」


「つーか合コンとかほっぽってオレらと遊ばね?」


「え、あの…」


「絶対楽しませる自信あるからさ」


「わ、私っ」


「ほら、行こうぜ」


「え?え、あの、私っ」


あっという間に肩を捕まれて、歩いてきた反対方向へと歩かされる私。


「私、彼氏なら」


「ん?別にオレが彼氏になってもいいんだよ」


にっこり微笑むその男子。


だから違うのに…っ!