「悪いけど、渡す気ないから」 低い声でそう睨めば、一歩後ろに下がった男たち。 本当にわかってないのか、コイツら。 こんだけいれば一人くらい気付くと思ったんだけど。 まぁいいや。 前にいる男から倒していく。 背中につくししょってるから、手は使えないものの、足だけで十分だ。 「お、おいっ。まさか海風空と谷崎あきかよ!?」 今さら気付いたのか。 なんて焦る男の言葉にはぁっとため息をつく。 「そうだけど」 あきがイライラしながら言う。 あきは左腕に間宮さんを抱えてるから、足と右手で倒してる。