背中にいるつくしがぐらりと揺れたのを感じた。 びっくりして後ろを振り替えれば、男子がにやりと笑っている姿があった。 「マジだ。本当に酔ってる」 「可愛いなぁ、おい」 「連れて行きてぇな」 なんてつくしを囲んで言ってる男子たち。 その中の一人が、つくしのお腹を持って持ち上げようとしたから 「触んじゃねぇよ!」 勢いよく体の向きを変えて、思いっ切りその手を払った。 「あれ。君、海風空じゃん」 「あぁ、あのモテるって有名な」 「ついにオレたちのアイドル、つくしちゃんにまで手ぇ出したのかよ」