レンアイ 遊興





「私…空くんのこと好きなの」


知美の後ろでもじもじしながら言った女子。


「私も!好き」


「あきくんが好きー」


「かっこいいんだもん、あきくん」


「空くんもかっこいいし!」


一人が言ったら、口々に言う女子たち。


一気にざわざわとオレたちのことを言いまくり出して。


…なんなんだ。


自分のことを言われているのにも関わらず、若干呆れていると、Tシャツ姿の女子が声を上げた。


「みんなみんな空くんとあきくんが好きなの!

だから、取られたくないっていうか…彼女っていう存在がいるのが許せないっていうか…」