一筋の涙を流して、キリッとした顔をした知美。
「ムカつくのよ」
「え?」
「へらへら笑って、にこにこしてて、自分がモテてることに自覚してなくて。だから空に好かれても気付かないのよ!」
後ろからぞろぞろと出てくる女子たち。
その中にはメイド服を着ていない奴もたくさんいて。
「コイツなんか副会長とあのままイチャイチャしてればよかったのよ。なのにおぶさって虚ろな目して!どういうつもりよっ」
知美の勢いに圧倒されるオレたち。
…なんなんだ、この状態は。
「…知美」
「なによ」
「これ仕組んだのは知美なのか?」


