なんて感心してる場合じゃないんだ。
「この子どうしようかね」
ちらりとおぶさるつくしを見て言う。
「あぁ、どっか見つからない場所にでも…」
「ふふふっ」
あきが言い終わらないうちに聞こえてきた声。
「いい気味よ」
笑いながら近付いてきたのは、オレの友達でもある
「知美…」
「なんでコイツなの?」
笑っていた顔が一瞬にして険しくなって。
「なんで出会ってまだあんまり経ってないコイツなの?」
「知…」
「私は!!」
オレの言葉を遮った知美の目からは涙が落ちそうで。
「私はずっと空を追ってきたのに…っ」


