うん、酔ってるね。 つくしを椅子に座らせて、自分の椅子に座ろうと離れた瞬間。 「……え?」 ぐいっと腕を引っ張られて、一瞬だけど思わず体制を崩した。 「行かないでよぉ…」 弱々しいつくしとは思えないほど強い力で。 熱っぽい瞳で上目遣いを使われたら、 ドキンと胸が高く跳ねて。 「そらぁ〜」 なんて後ろから抱き着いてこられたら、振りほどく理由なんてなくて。 あきを見ると、 「ばっ、バカ!離れろ」 「なんでぇ?いいじゃんっ!」 ガバッと間宮さんに抱き着かれて、じたばたと暴れる姿があった。