「なんの話?」 ストンと私の前に座った空。 もちろん、執事服で。 整っている顔で、そんな格好されたら… かっこいいに決まってる。 「別になんでもねぇよ」 なんてお兄ちゃんが答えたところで。 「どうぞぉー」 なんてにこにこしながらグラスを持って私たちのところに来た数人の女子。 「ありがとう」 なんて空が微笑めば、きゃあきゃあ言って帰って行った。 …なんか 「嫌だなぁ」 ボソリと呟けば雪音先輩が 「私も」 と、切なそうに微笑んだ。