ドアがガラガラッと開いて、拓ちゃんが入って来た。 「あー!ちょっと拓馬どこ行ってたのよ!」 「え?あぁ」 「あぁじゃないわよ!早く衣装着て」 あっという間に衣装担当の女子に連れて行かれてしまった拓ちゃん。 意外と長かったけど、どこ行ってたんだろ? なんて首を傾げている間にも、みんなはテキパキと動いてて。 私も台本読み直そうかな。 台本をパラパラめくっていると 「つくし?」 なんて声を掛けられて振り返る。 「あっ拓ちゃん。王子様の衣装似合ってるね!」