ますます落ち込む私を見て、雪音先輩は慌ててしまった。 雪音先輩は可愛くて優しいから好きだけど…なんか地雷ばっかだよぉ。 「優しいから…私のこと助けてくれたんだよね。特に意味なんてないのに。 それなのに期待とかしちゃ…ダメだよね」 はーとため息をつく私。 「訳わかんねぇんだけど」 お兄ちゃんが言う。 「話したくないならいいけどさ、話すならわかるように話せ」 お兄ちゃんの言葉に、ずずっと鼻をすすってから 「話すよぉ」 小さく言った。