「だ、大胆…っ」 そう顔を赤くする雪音先輩に 「あーあ、拓馬もとうとうきたね」 と、ため息をつくお兄ちゃんに 「いつかはこうなると思ったけど…」 そう考え込む朱音。 「で、なんて断ったの?」 少し時間が経ってから口を開いたのは朱音で。 「えっ、そこまで言うの?」 「気になるじゃん」 そう言われてしまったら、もう断れなくて。 「生徒会室で…オレだったら泣かせないのにって言われたから、 この涙は空先輩のことが好きな明かしだから泣いてもいいんだって言って…」