カミレツの彼



賢斗と目が合う。



「やばい・・・」



あの潤んだ目は、可愛い、可愛すぎる。



困ったような目は、私をじっと見てくる。



助けてあげたいけど、あいにく相手は先輩だからやめておく。



賢斗の傍までいって腕をつかんで、教室を出ることにした。



そのまま、中庭にレッツゴー!