black-and-white

ふふ、仲良いんだな。



たぶんこれが本当の冬真君。



素が出せるなんて。



よっぽど信用されてるんだな。



こんな楽しそうな冬真君、見たことないもん。




「高橋」




冬真君に名前を呼ばれ、反応する。



「要」って読んでくれなかったのが、少し寂しかった。




「なぁに?」



「人間界に戻るぞ」



「あ、うん」



「それと……」




冬真君の顔が一瞬曇った。



どうしたのかな?




「間崎の記憶だけど……」



「あ…」



「消す?消さない?」




消したい。



……けど、消させたくない。