black-and-white

念のため、扉の外に誰かいるか見てみるか…。




ガチャ




扉を開ければ長い廊下がある。



一寸先は闇みたいだな…。




「……」



「……」




沈黙が続く。



廊下には、20代くらいの若い男性が立っていた。




「…うわっ!!」




驚いて大声を出してしまった。



と同時に後退りして足をつまずき、尻餅をついてしまった。



男性は少し驚いた様子。




「……ククッ」



「……な、なにか…?」



「いや、大丈夫か?」




そう言ってわたしの前に手を伸ばしてきた。





「…は、はい……」




わたしはその手を掴んでゆっくり立った。