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わたしは頷いて、冬真君の言う通りにゆっくり真緒ちゃんを床に寝かせた。



すぐに救護班が来て真緒ちゃんの周りを人が囲む。



わたしは真緒ちゃんのそばから離されてしまった。



それでもわたしは後ろで真緒ちゃんのいる方を見て手を顔の前で握っていた。



大丈夫…大丈夫だよね?



何にも、異常なんか無いよね?




「真緒ちゃん…」




わたしが手を握って無意識に真緒ちゃんのを呼ぶ声が聞こえたのか、冬真君は何気無くフォローしてくれた。




「……首に牙の跡は無かったし、大丈夫だろ…」



「……うん」




逆に牙の跡があったらキレてるだろうけど。