black-and-white

やはりわたしの知った事は知ってはいけないことだったらしい。



わたしは少し落ち込む。



理事長も周りの吸血鬼と同じことを言うと思っていたのだが、理事長から返ってきた言葉は予想外のものだった。




「んー。ま、いいんじゃない?このままで」



「え?」



「ん?この事忘れたいの?」



腰抜けのような返事をした後に、理事長は冬真君に向いていた体をこちらにむけた。




「あ……正直、忘れたくないです。でもただの人間がクラスメイトが吸血鬼だったなんて……こんな事実、知ってて良いんですか?」



「いーんじゃない?」



「あの、真面目に考えてます?」



「一応ね」