black-and-white

それじゃあ、犯人は女の人?



「おいおい、宝石つけてるやつなんか、ごまんといるぜ?特定するなんて無理だ。」



「だよね…」



「とりあえず、鑑識に渡そう。なにか出てくるかも知れない」




冬馬君が宝石らしき白い玉を小さなビニール袋に入れる。



……結局、なにも見つからない。



そんな……。



「秦。それ、お前らの指紋ついてねーだろうな」



「ちゃんと手袋してる」



「同じくです」



「あ、そう」




目が点になる彼方君。




「ふふ」



「あー!要ちゃん、笑ったなー?」



「い、いや、別に…」



そんなわたしたちを見て微笑む冬馬君がチラッと見えた。