甘い恋には遠すぎて



赤いバッグを肩から掛けて準備完了!!


『まぁ、普段からギャルっぽくはないか。』


莉奈は勝手に質問し勝手に納得している。


待ち合わせの時間が迫り、私達は慌てて駅前のデパートの化粧室を後にした。



待ち合わせは毎度の公園。




『あっ!!来た、キタ!!』




莉奈が手を振ると、貴也さんが振り返す。


ゾロゾロと貴也さんの後に続く男性陣。